通算で5回目となる、「ロータリー台東区のこどもに『生の音楽』を届けるプロジェクト」が今年も開催されました。
この企画は昨年から始まり、昨年度は4校で開催されました。
10月に今年度の第1回目の演奏会が、無事行われました。
長いコロナ禍が続き楽しい時間を過ごせなかった子供たちに、日頃接することの少ない生の演奏の音楽を聴いてもらい何かを感じ取って欲しい、という事でスタートしました。
今のこども達は、自由時間があるとゲームやSNSに没頭したり、塾や習い事で自由時間が無いと聞きます。
イヤホンやスピーカーではない、生の音楽を聴き・感じて新鮮な体験をして貰えれば、と願いました。
また、藝大の学生もコロナの時はアルバイトもままならず学費の高騰も相まって学生生活の維持が大変だとも聞きます。
小さな演奏会であっても日頃の練習の成果を披露する事ができれば、ひとつの経験としてロータリーが多少でも貢献できるのではと考えました。
音楽が可能とする『心の安寧』『安らぎ』『幸福感』『興奮』を少しでもこども達に届けられれば、と願います。
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日 時 2024年10月10日 午前10:30~11:15
場 所 台東区立平成小学校 体育館
出演者 ソプラノ小林瑞花・テノール川村春貴・ピアノ古川かりん(東京藝術大学大学院生と卒業生)
観 客 同校1~6年の生徒と先生、その保護者
協 力 東京藝術大学・台東区教育委員会
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当日は、全9曲が演奏されました。
生徒たちは、童謡、歌劇などを情感豊かな歌声とピアノで堪能しました。
最後に同校卒業生の小椋佳さんが作られた『平成小学校の校歌』をみんなで歌い、楽しい演奏会が終了しました。