職業奉仕12条

第1章_自分の職業に誇りを持つ事から職業奉仕は始まる
どんな職業にも貴賎無し、機会を得て職業に付く事は人生そのものと考え、努力し研鑽し社会に奉仕する誇りを持つべきだ。
第2章_天与の職業を愛情をもって育てる事は職業奉仕だ
・職業は社会生活を営むために必要な分業を負担する使命と考える。
・その職業を社会のために役立たせるため誠心誠意経営に当たるべきである。
第3章_どんな仕事でも有用でそれを継続する事は職業奉仕だ
・自分の職業は価値あるもので、社会に奉仕する絶好の機会を与えられたものと考える
第4章_事業の経営に最善の努力をする事こそ職業奉仕だ
・自己改善を図り、実力を培い奉仕を広げる事。「最も良く奉仕する者最も多く報いられる」
第5章_社員教育に熱意を注ぐのは立派な職業奉仕だ
・事業経営には社員は最大の要素であり、この質的向上こそ健全な発展の基礎である。
第6章_社員の福祉を図り幸福を願う事は職業奉仕だ
・社員は事業経営のエンジンであり、快適な作動のためにはメンテナンスが必要である。これが福祉であり社員の努力を促し質を高める。
第7章_業界の発展のために力を尽くすのは職業奉仕だ
・職業の倫理基準を高める事を業界に示し、それが事業の発展、業界の発展につながる事を理解させ、これが業界の地位の向上につながる結果となる。
第8章_職業倫理を高める事は職業奉仕だ
・自分は企業経営者である故成功の大志を抱き、道徳を重んじる人間である。正義と道徳に基づかない事業の発展を望まない。
第9章_常に相手の身になって共存共栄を図る事は職業奉仕だ
・事業は合法的であり道徳的ある。買った者も売った者も、共に満足しなければ事業は成り立たない。
第10章_自分の職業の水準と品位を高める努力は職業奉仕だ
・資本主義の最も醜い面は無秩序な競争で、法さえ犯さなければ金儲けが成功者と呼ばれる社会だ。自らを律し研鑽する事により顧客の満足度を最優先する事に邁進すべきだ。
第11章_例会で多くの人と職業上の理解を深める事は職業奉仕だ
・ロータリーの例会を通じて、お互いに職業上の発想の交換をしながら、他の事業上の取り組み方を参考にして自己改善を図ります。
第12章_買い手良し、売り手良し、世間良し(三方よし)は、職業奉仕そのものだ。

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